原種系チューリップ
ユリ科チューリップ属
秋植え春咲き球根
花期:3~5月
チューリップの原種は小アジアから中東、地中海沿岸にかけての地域に約150種類が分布しています。
夏は暑く、雨量が少なく、冬は寒く地面が深く凍る厳しい環境に自生している種類が数多くあります。原種の特徴としては球根・花が小さめで丈も低く葉もほっそりしていて、花期は様々で、野趣に富んだ草姿をしています。栽培されている園芸品種とはかけ離れた姿をしているものが多いですが、これら原種を元に長い年月をかけて園芸品種は作り出されたものです。
性質的には割合強く、日当たりと水はけなどの条件のよいところでは数年植えっ放しにしても咲き続けます。
観賞価値の高い100種類くらいが園芸的に利用され、日本では20~30種類の原種とそれに近い交雑種が販売されています。
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【クルシアナ】
原種を元に多少品種改良されている。
白:クルシアナ・レディージェーン
黄:クルシアナ・クリサンタジェム -
【ホンキートンク】
原種を元に多少品種改良されている。 -
【アルボコエルレアオキュラータ】
青い発色をもつ珍しい原種。