オオキンケイギクは御法度
この季節になると、バイパスや高速道路の法面、川原、道端、空き地、ご家庭の庭先などで一面に黄金色の花を咲かせている「オオキンケイギク」。
この花が2006年に「特定外来生物」に指定され、「栽培が禁止」されていることを知らないで庭や畑で栽培している方もまだまだ多いようで、あちこちで見かけます。
元は1880年代に緑化目的で北米から連れてこられ、各地に広げられたのに、爆発的な繁殖力と強靱さによって従来の日本の植生(カワラナデシコなど)を脅かす存在であると判ると掌を返したように厄介者扱い。人間って勝手ですね。
まあ、そういう理由ですので、このブログをご覧になられて、お心当たりのある方は、即刻栽培を中止して下さい。宿根草ですから、地上部を刈り取った程度ではまた生えてきます。根から抜き取るか、根まで枯らす除草剤を散布する方法しかありません。花が終わってからでは種ができてまたそこから増えますので、今が最終適期です。