おすすめの樹木と下草

HOME > 常緑樹 > 西洋シャクナゲ

西洋シャクナゲ

庭を彩る華麗な花房

ツツジ科ツツジ属
常緑低木~小高木
原産地:日本、中国
花期:4~5月

原種が19世紀中期、プラントハンターによって中国から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われてきました。これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出され、西洋では春を彩る花木として庭に欠かせない存在となっています。
赤、白、黄、ピンク、紫など変化に富んだ花色と、大きく豪華な花房は、他の植物を圧倒する美しさを誇ります。近年は屋久島原産のヤクシマシャクナゲが交配親に使われ、小型で花つきがよく、育てやすい品種も作出されています。
原種は高山に自生するため、日本の夏の暑さには弱いと思われがちですが、現在出回っている西洋シャクナゲは、耐暑性の強い品種や、日本で改良された品種など、栽培が容易なものがほとんどです。