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トキワマンサク

木全体を覆うような美しい花姿

マンサク科トキワマンサク属
常緑低木~小高木
原産地:日本、中国南東部、インド北東部
花期:4~5月

常緑性の低木~小高木で、樹高は3~4mになります。名前は常緑のマンサクという意味です。
春に緑色を帯びた淡クリーム色の花を1カ所に数輪がまとめて付きます。花びらは短いリボンのような形をしており、一輪ずつの花は地味ですが満開時は樹全体を覆う程咲かせ見事です。
ベニバナトキワマンサクは、トキワマンサクの変種にあたり、紅紫色の花を咲かせます。美しい花色で鑑賞価値も高いことから、庭木にも広く利用されています。
最近品種も増え、様々なバリエーションが楽しめるようになりました。
「祝」…深い紅色葉と純白花のコントラストが映える。
「七彩」…白散斑が入る緑葉で、秋にはピンクや紫等様々な色が乗る。花は紅色でまれに咲く。
「紅姫」…葉は黒赤色の丸形で小さく、花は紅色。自然に樹形が玉形になる。低木性。
「小紅葉(こもみじ)」…シックな黒紅色の小葉にお、鮮やかなピンクの花が映える。
「黒美人」…ダークな黒紅色の葉に濃紅色の花が咲く。矮性。
「花まつり」…紅・桃・白・絞りと様々な色の花が咲く巨大輪種。春と秋の二季咲。
「花吹雪」…葉は緑色で卵形の楕円形。紅・桃・白の3色を咲き分ける花が木を覆うように咲く。

どれも葉が密に茂り刈り込みに強く樹高も低く抑えることができるので、生垣に用いることもできます。
やや暖地性の樹木のため、強い寒風の当たらない場所が適しています。

トキワマンサク

ベニバナトキワマンサク

トキワマンサク「花吹雪」