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サフラン

秋咲きのクロッカスの仲間

アヤメ科クロッカス属
夏植え秋咲球根
花期:10月中旬~11月上旬

地中海沿岸から小アジア原産の球根植物で、「クロッカス・サティブス」が正式な名称。
秋咲きのクロッカスの一種で、元々は染料・香料・薬用として多く栽培されていましたが、今は観賞用としても利用されています。パエリアやサフランライスの黄色は、サフランの3裂した赤色の雌蕊を乾燥させたものから得たものです。
8月に植えつけると、10月に細長い葉が出て、1球から2~3本の花茎が伸びて開花、その後葉がさらに長く伸びます。
品種は原種のサティブス一種のみで、大輪の紫色花で赤い雌蕊と黄色い雄蕊が目立ちます。
数年植えっぱなしでよく、花後伸びる葉を大切にし、追肥を与えると球根が育ち、花がよく咲きます。
スパイスとして雌蕊を採取する場合は、開花直後に手やピンセット等で摘み取り、半日陰で乾燥させますが、1gを得るのに160個分の花が必要です(高価なのも頷けると思います)。