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消毒剤のお話(アルコール編)

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ずいぶんと間が開いてしまいましたが、社員全員元気で仕事に励んでおります。
ようやく猛暑も収まりつつあり、これから秋めいてきますね。
さて、新型コロナウィルスが流行し出した春頃から初夏頃まで、店頭では見かけなくなり、ネット通販でも高値だったアルコール系消毒剤。現在ではドラッグストア、スーパー、ホームセンター、果ては衣料品店、雑貨店と様々な店頭であふれかえる程。しかしその殆どは中国か韓国等からの輸入物。国内製はまだ少ない状態です。政府も後押ししてアルコール生産工場の設備投資に補助金を出してかなり増産している(花王はなんと従来の20倍!)のですが、医療現場優先と消費者は日本製を重視するのか、店頭に出るとあっという間に売れてしまうようです。
さて、新型コロナウィルスに効くアルコール濃度がある事をご存知の方が意外と少ないのに驚いております。厚生労働省のホームページには【70%以上95%以下】とあります(60%台でも効果が無いワケではないという説明もあり)。ただ、アルコールは気化しやすく濃度が80%を越えると塗り広げる前に蒸発し使いにくいという面があり、使いやすいのは【濃度70%台】のものです。店頭に出ている物には国内製・輸入品問わず濃度が不明な物があり、避けた方が賢明です。また、海外製品には化粧品の香料がたっぷりと含まれている物もあり、強烈な匂いでとても使い物にならないので、成分表をよく確認。また、含有アルコールは「エチルアルコール(エタノール)」であること。「メチルアルコール」或いは「イソプロピルアルコール」は脱脂力が強く、毒性もやや強いため、避けた方がいいです。
花王の「ビオレu 手指の消毒液」のアルコール濃度は55.5%ですが、「ベンザルコニウム塩化物」という界面活性剤が0.05%配合されており、これによってウィルスに対応しています。他社にもこの系統の製品があり、成分表を確認しましょう。
なお、気化したアルコールガスは空気より重いため下方に滞留しやすく、火気はもちろん、赤ちゃんやペットの中毒にも注意しましょう。
また、屋外に置きっ放しの車内など高温になる場所では気化して容器から漏れ出したり、最悪破裂し、車内にアルコールガスが充満するという危険がありますので、絶対に避けて下さい。
ちなみに、写真は自宅にあるアルコール系消毒剤。左から70%の液体(ハーブ精油とグリセリンが入っているため手荒れしにくい。普段小型スプレーに入れて持ち歩いている)、75%のジェルタイプ(手指用)、78.9%の液体、99.5%以上の液体(要は無水エタノール)で全て国内製で製造元がはっきりしている物です(他に65%の液体もありますが、無水エタノールを加えて70%超にしています)。