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松枯れ多発

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西蒲区にある当社の周囲で、松枯れがかなりの数で目立っています。
原因は「マツノザイセンチュウ」という小さな生物が松全体に寄生することによる「マツ材線虫病」による一種の窒息状態。
特に衰弱と枯れが目立つようになるのが7~9月です。一旦こうなった松はどのような手を打っても元には戻りません。急速に葉が赤くなり枯死に至ります。
「マツノマダラカミキリ」というカミキリムシがこのマツノザイセンチュウを媒介するのですが、決定打となる対策はなく、
★枯れた松の伐倒
(周囲への伝播を防ぐため幹・葉は焼却や薬剤処理などが必要であり、放置は出来ません)
★媒介者のカミキリムシの殺虫剤散布による防除(春~夏)
★グリーンガードなど線虫の活動を抑え込んでしまう薬剤の樹幹注入
(胸胴直径10㎝以上の中~高木に冬期施工)
による地道な処理が最も効果的なようです。

この「マツ材線虫病」に関する詳しい説明は、以下のURLで参照できます(グリーンガードのHP)。
http://www.greenguard.jp/index.html

当社でも施工を行っています。当HP内の「害虫消毒のコーナー」をご覧頂き、大切な松を守るためにもお問い合わせ下さい。