イルミネーション
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、冬といえば各地でイルミネーションが美しい時期です。済んだ冬の空気の中、きらびやかな光の演出はことさら美しい輝きを魅せてくれます。
国営越後丘陵公園ウインターイルミネーション、アパリゾート上越妙高イルミネーションなどは規模も大きく、見応えがありそうですが、残念ながら新潟県には積雪という大敵があり、長期間やっている場所が少なく、強いて言えば、新潟駅南けやき通りの「光のページェント」といくとぴあ食花「きらきらガーデン」(1月14日で終了)くらいでしょうか。
しかし、日本には長崎県佐世保市ハウステンボス「光の王国」、北海道札幌市「さっぽろホワイトイルミネーション」、そして栃木県足利市あしかがフラワーパークの「光の花の庭」という桁違いの三大イルミネーションがあります。
新潟から一番近いのがあしかがフラワーパークです。近いといっても車で3時間半位かかりますが、その見事さを体感すると、行って良かったと思える場所です。今回は入館時刻が遅く、駆け足での見学と撮影になりましたが、四季折々もっと早くから入館してじっくりと堪能したい場所です。
使用機材:SONY α7II
レンズ:Tokina FiRIN 20mm F2 FE AF
SONY ZEISS Vario-Tesser T* FE24-70mm F4 ZA OSS
SONY FE100mm F2.8 STF GM OSS
新潟駅南けやき通り【光のページェント】
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道路両脇のけやき並木に電球色のLEDを飾ったもので、距離は1kmあります。
昔は豆電球で、その伝統を引き継いでいるのはいいのですが、ちょっと単調で、この色も飽きてきたのでそろそろ白色や青色など色味に工夫が必要かなと個人的には思ったりして…なので、わざとピントをはずしてぼかした写真とジャスピンの写真を合成して幻想感を演出してみました。
いくとぴあ食花【キラキラガーデン】
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樹木に色とりどりのLESで飾り付けして結構キレイですが、地面に近い足下がちょっと寂しい感じです。
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手前のLEDを玉ボケにしてみました。STFレンズ=APD(アポダイゼーションエレメント)という特殊機構を内蔵したレンズでこのような口径食のない、独特の玉ボケになります。
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やはりちょっと寂しいので、レンズ前にクロスフィルターという光条を出すフィルターを装着して4条のキラキラ感を演出してみました。
あしかがフラワーパーク【光の花の庭】
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さすが三大イルミネーションだけあって、規模が全然違い、そのパワーに圧倒されます。超駆け足での見学と撮影でしたので、構図をじっくりなどという時間はなく、とにかく撮りまくりですので、良い写真はないと思いますが…
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イルミネーションの飾り付けは専門の方ではなく、公園の造園師・園芸師の方々が自分達で工夫してやっているとのこと。LED照明の飾りの花の形・高さ・長さ一つ一つにも拘りを持って作業されているそうです。
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「キングサリ」をイメージしたイエローグリーンのトンネル。
前ボケを入れてみました。これもSTFレンズです。
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リフレクションも面白い演出で、この公園には池に対してもイルミネーションの演出がしてあり、色々楽しめます。
これは「みんなの地球」というテーマ。 -
池に設置したオブジェと光のスイレン、光の藤棚、イルミネーションタワーのリフレクション。
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さて、あしかがフラワーパークといえば、初夏の広大な藤棚が有名ですが、そこへの入り口にこんな鳥居が建っています。もちろんイルミネーションで飾られていますが。
右上の三日月とともに。