この冬の降雪のため、遅れに遅れているマツノザイセンチュウによる枯れ松の伐採作業。ようやく斜面の積雪も少なくなり始め、作業もなんとかこなせる程度に。
作業に没頭して気付かなかったのですが、ふと手を休めて周囲の雑木を見渡すと、自生のマンサクの花が咲き始めていました。早春、葉に先駆けて黄色い紐のような花弁をもつ花を咲かせます。日本海側に自生するのは変種のマルバマンサク。葉が扇形になるのが特徴ですが、葉は花が終わってから展開するため、樹木が茂って鬱蒼とする中で普段目にすることはあまりありません。
この花が咲くといよいよ春が近づいてきていることが分ります。