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ヤマユリと夕日

かつて初めて海外に紹介された時、世界を驚愕させた日本を代表する花、ヤマユリ。その花の大きさ、香り、美しさで野生種にして完成された花として日本では長らく品種改良は行われず、野生種そのままを愛でていました。西洋に渡ると、カノコユリなど他のユリと交配され、純白のカサブランカを代表とする「オリエンタルハイブリッド」という品種群となって里帰りしました。現在でも多彩な品種が毎年生み出されています。

撮影日:7月30日

【機材】
カメラ:SONY α7III
レンズ:SONY FE100mm F2.8 STF GM OSS

 

海に沈む夕日とヤマユリを撮りたくて、とある山の山頂に登りました。沢山のヤマユリが自生しています。平地は終わっていますが、やはり標高が高いところはまだ開花が始まったばかりで、開けて海が見える場所の良い構図で撮れる株がなかなかなく、探しまくってようやくこの1株にたどり着きました。これも右上の蕾が開いていたら、とても絵になったのに…と思いながらも、パチリ。
夕日が雲の中に沈みかけ、ヤマユリがシルエットとなってなかなかいい雰囲気です。
STFレンズ特有の柔らかなボケと光源の表現です。