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剪定道具(剪定バサミ)

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梅雨に入りどんよりした天気と時折激しく降る雨模様。鉄で出来た道具は湿気による錆との戦いです。日々の手入れが怠れません。
前回ご紹介した「木バサミ」に続き、今回は「剪定バサミ」をご紹介したいと思います。
当初、果樹の剪定用の鋏としてヨーロッパから紹介されましたが、切れ味が良い上に太めの枝も切れることから、庭木や盆栽などの剪定に広く用いられるようになりました。見た目の美しさより、できるだけ多くの木、多くの枝を剪定するのが目的で、スピーディかつ、よく切れることを狙いとしたハサミです。従って枝先などの細かい剪定には向きません。
木バサミとは刃の形が異なり、「切り刃」と「受け刃」が半円の弧状となっており、「にぎり」と呼ばれる柄の内側にバネが仕込まれていて、ギュッと握り込むようにして枝を切る仕組みになっています。
剪定バサミは、木バサミでは手に負えないような太い枝の剪定に使用します。枝の硬さによって多少の違いはありますが、一般的に径2cm位までの枝を切ることができます。
自分が使用しているものは、山形の鋏メーカーで作られたもので、TV「和風総本家」でも紹介された品です。職人による手作りで、今では珍しい安来鋼のロー付けという手の込んだ刃の付け方をしており、刃の根本から先まで「点」で重なり移動して行くように刃が調整され、その切れ味は素晴しいものです。