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剪定道具(木バサミ)

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やばいです。ブログや「おすすめ樹木と下草」の更新が滞っております(^^;
造園屋の主要作業の一つ、剪定作業が最盛期に突入しました。よほどの悪天候でもない限り、これから毎日お盆前まで超忙しい日々が続きます。
とういうことで、ブログネタとして、剪定作業に使う道具をご紹介していこうかと。

まずは「木バサミ」。
正確には「植木鋏」と言いますが、剪定作業には一番頻繁に使用されます。指を入れる柄の部分を「わらび手」といい、このわらび手が大きく、独特の形をしているのが特徴。このような柄の形は、枝を切ったときに、他の枝を挟んで傷めないように工夫されたものです。木バサミは剪定バサミのようにバネがなく、長時間使用しても手が疲れないという利点があります。大きさ、形、刃の長さ等色々なものが市販されていますが、安価な物は切れ味が劣るだけでなく、耐久性にも問題があります。
通常、木バサミでは直径1㎝位までの細い枝を切り、枝を突起状に残さずにきれいに切ることができます。
自分は刃長90㎜の長刃タイプ、刃物で有名な三条市で生産されたものを使用しています。刃が長い方が松の芽切りがしやすい感じです。固い枝や砂・土が付着した枝を切ると刃先が徐々に傷んでくるので、2丁を交互に使用しています(片方を使用中、もう1丁をメーカーに研ぎに出しています)。