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メグスリノキ

薬用として一躍脚光を浴びた樹木。紅葉の美しさは格別。

ムクロジ科カエデ属
落葉高木
原産地:日本

日本国内のみに自生。主に、標高700m付近に多く見られ、大きいものでは、樹高10mに達します。
雌雄異株、葉は長さ5〜13cm程度で、三枚の小葉からなる複葉。
名前はよく知られていますが、これがカエデ属で、鮮やかに紅葉することを知る人は少ないようです。最近雑木の庭に採り入れられるようになりました。
和名は、戦国時代頃から樹皮を煎じた汁を目薬として使用すると眼病などに効用があるとする民間療法があったことに由来します。
基本は高木性ですので、高くしたくない場合は若木のうちからこまめな剪定で樹形を整えます。大きくなってしまってからの強剪定による枝詰めは樹形を損ないます。
また、適切な薬剤散布でカエデ属の大敵であるテッポウムシの防除を行います。