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スモークツリー

煙ったようなもふもふが面白い

ウルシ科ハグマノキ属
落葉低木
別名:ハグマノキ
原産地:南ヨーロッパ、中国、ヒマラヤ
観賞期:6~8月

南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国に至るまでの広い範囲に分布する落葉性の樹木で、樹高は4~5mになります。雌雄異株の樹木です。
5月~6月に径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状たくさん咲かせ、咲き進むと紫色を帯びます。花後、雌株は不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目がもふもふした感じなります。スモークツリーの名前は、この開花後の花穂が煙のように見えるところに由来します。雄株は花穂がもふもふになりません。園芸で一般的に栽培されているのは、鑑賞価値の高い雌株です。
葉っぱは円形~タマゴ型で、よく枝分かれして樹形は雑多な感じで丸くまとまります。
主な園芸品種に赤紫色の葉が美しい「ロイヤル・パープル」や、花の軸が赤紫色になり、生長が早い「グレース」等があります。